2007/06/07

今となっては遠い思い出 其の二

当時、仕事が終わると毎日こんなかんじだった。

店長が帰ったところを見計らって、スタッフ再び店に集合。

そうです。
店の中で恒例の飲み会が始まります。

お疲れビールなんてかわいいもんではありません。

3~4人程度のメンツなのに、兵揃いの為、
ビールが一樽、平気で無くなります。

しかもビールの後は各々、好みの世界に走る。

それがほぼ毎日と言っていいほど開催されるので、
店は赤字経営の末、潰れました。(マジ)

ちなみにスタッフの中で、女は自分一人。
実は自分はそこまで酒を飲む方ではなかった。
酒は好きだったんだけどね。

このバーで仕事するようになってから、周りの男共に負けたくない一心で、
吐いては飲み、吐いては飲みの猛特訓の毎日。

朝方、通勤による人の流れと真逆に進むアウトロー生活。
爽やかなはずの朝日が、とても不快。

しかも自分の地元には、24時間営業の飲み屋がある。
(店の主人の気分で閉まっちゃう時も多々あるが。)

普通は営業時間上、さぁ、ここでおひらきのはずが、
気分転換にと店移動ができてしまうのだ。

時にはボートの上で飲み、時には踊りながら飲み、
時には公園で鳩につつかれつつ飲み・・。

そんなことを、5年は続けていたかな。
そんなこんなの日々を送っていれば、そりゃぁ失態もある。

いつものように朝を向かえた時だった。
結構泥酔してた訳。

チャリで帰ってたはずなんだけど、途中で力尽きたんだろうね。
チャリ乗った格好のまま、パタリってかんじで歩道で寝ちゃったの。

たまたま帰り道だったのかしらんが、地元の友達が捕獲して
おうちまで送ってくれたらしいんだが・・・・。

後日のその友達の話では、
酷いことに、わしゃブラ持ってチャリまたいだまま倒れていたらしい。
(恐らく家についたと思い込んで外しちゃったんだろう・・・。)

そして朝の8:00という、バリバリの通勤タイムの歩道に倒れているために、
ビシッとスーツを着こなした方々が、お前を見ないように通り過ぎていた状況だったと。

我ながら、酒に酔っていたとはいえビビッタ。

そのわしの寝てたとこって、
冗談のような話だが、当時付き合ってた彼氏の会社の前だった。
(狙ってた訳でなく、偶然にも帰り道なんだな。)

その数日後、生涯で初めてフラれた訳だが・・・。

やはり、わしを見ないように通り過ぎて行ったうちの一人に入っていたのだろうか。
未だに真相は不明です。

続く

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2007/06/02

今となっては遠い思い出 其の一

酒を口にしなくなってもうどれくらい経つのだろう。

妊娠中はうさばらし程度に、週に何度か口にしていたが、
授乳になってからは完璧にシャットアウト。

「酒が飲めなくなるくらいなら死んでやる」
と言い放っていた頃の自分は一体いずこへ。

そんなこんなで最近、その頃の自分の奇行を頻繁に思い出す。

なかなか人生の中でそうあることではないので、
思い出がてら自分を晒してみようと思います(笑)

其の一

バーテンダー時代の自分の生活といったらば・・・・

PM 4:00 起きる⇒出勤⇒深夜12~14:00 営業終了
その後からプライベートで飲み歩くのだが・・・・。

高校卒業後から5年はこんな暮らしを続けてただろうか。

一体酒にいくら費やしてたのだろうかと、計算しようとすると軽く気絶しそうになる。
なんせ給料のほとんどは酒代に消えてたからなぁ・・・。

いつの間にか財布に金がない!なんてこともしばしば。
そんなこんなで嘘のような本当の話。

自分は初めての店でも平気で一人で飲める奴だ。
とある日、何件かのはしごの後フラっと入った店。

結構キチっとしたバーで、
陳列している酒瓶が明らかに一杯1000~2000円以上の代物ばかり。
「ここの会計ヤベーな・・・。」と思いつつ、チラ見した財布の中には小銭のみ。

しかし自分には、地元故のツケがどこでも通用すると思っている無敵さがある。
アホの如く、馬鹿高いモルトウイスキーを次々に注文。

マスターも10代の若さでモルトを飲みまくる女が珍しかったのだろう、
かなり友好的&好印象。

結構な時間くっちゃべりながら飲んでいた。
さぁて、問題の会計時。

わざとらしく「あ、お金が!」とかいいつつ、
ツケでお願い!といおうとした瞬間・・・

「今日は会計いいよ!
というか、お酒相当詳しいみたいだし、たまに店手伝いに来ない?」
ミラクルといおうか、この場をなんと切り抜けたのだった。

当時働いていたバーも酒の種類は多いほうだったが、
このバーはマニア向けのものが多かったから違う意味で面白かった。

仕事終わった後とか、休みの日とか、
その後ちょくちょく、このバーに出入りするのだが、
ありがたいことに酒の勉強から酒に合う料理の勉強までこのマスターは教えてくれた。
(結果、モルトの利き酒ができる19歳になった。)

しかもこのバーはワインもいい物扱ってて、
運がいいと一本『ん万円』のワインにありつけることもしばしば。

酒豪の上に高い酒に溺れてしまった自分の味覚のおかげで、
その後も貧乏生活は続くのだった。

続く

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